
奈良県内は高い建物がほとんど見られません。奈良市街地に、高層ビルは皆無といっていい状態です。
それというのも、奈良には文化財の建築物が多いので、高さに配慮しているためだとされています。
だから奈良のお店や会社の中でも最も高い建物は、40メートル台ということになります。現時点で最も高い近代建築は、奈良駅近くにあるホテル日航奈良の建物です。地上10階建て、高さ46メートルの高さです。
奈良の東大寺大仏殿の高さは49メートルあります。
現在の大仏殿は1709年に再建された建物で、奈良でも1・2を争う順位の観光名所となっています。
そして興福寺五重塔の高さは50.1メートルで、室町時代の1426年に再建された建物です。
奈良で最高層の建物は、中世の建築物の高さを超えていないということになります。現代の日本にあって、高層建築がない都道府県は珍しいといえます。
それだけ奈良は中心地でも空が広いということは言えそうです。
高層建築は近代建築の特徴ですが、奈良のお店や会社にとっては高層化というのはそれほど問題ではないでしょう。
なにしろ他の都市ではありえないほど歴史的な建造物が各地にあって、それぞれが日本の建物にはない存在感を示しているのですから。
今後も奈良では歴史的な建物の保存がされて、それらが一番の主役として続いていくことになります。
高層ビルを見たかったら関西では大阪に行けばいいし、歴史的な建物を見たかったら京都か奈良へと、住み分けているかのようです。
そんな歴史的な奈良にふさわしい呉服店さんがあります。奈良ってやっぱり、「住めば都。」ですね。

